25歳女子大生(イギリス)

25歳になりまして。イギリス留学も4年目、最終学年。正規留学生。日常の疑問意見不満から生々しい話まで。Fiction とNonfiction の狭間のお話

すきなひと

こんにちは、春休みということで東京に来ている21歳女子大生です。

 

別に遊びに来ているだけではなく、留学関係の用事があったのできたのですがもうすでにそれは終わったからそれ以降は久しぶりの人たちに会っています。おとといは受験生の頃からの友達のおうちで宅飲みでわりと酔って楽しかったです。昨日はわたしがこの人より好きな人ができないだろうとずっと思っている個別塾の元担当講師の人のご飯を連れて行ってもらって、とても有意義な時間を過ごせたのでそのことを忘れないようにここに書留ておくことにします。

 

 

彼がわたしの進路をすごく気にしてくれていたのは知ってた。でも医学部あきらめて留学行くってことだけは言い出せなかった。その理由は何個かあって、まず1つは彼の経歴。彼の経歴は中学受験で誰もが認める名門進学校に進学⇒関西最難関国公立法学部に現役合格⇒ロースクールにも順調に合格⇒そのまま1回で司法試験も合格の現在弁護士さん。そんな人からみて、わたしみたいな人は情けないとかかっこ悪いなって思われたくなかった。2つめは、わたしが彼のことが好きすぎること。やっと決断したことを彼に反対されて揺らぐのもいやっだたし、なにより彼にそんなもんやたんやって思われるのがすごくすごく嫌だった。

そんな彼は去年の暮から東京に引っ越すことは知っていて、その前に会おうねなんて言ってたのにわたしが受験やめたこと留学することを言いたくない、彼の結婚報告を聞きたくないで連絡しなかった。そしたら年明けのご挨拶で連絡がきて、そこで言わざるえなくて、文面といえど伝えた。そしたら意外と拍子抜けした感じの返信と東京来るとき連絡してねって。あ~そんなもんだよね~わたしなんか。って思ってちょっと悲しかった。また会おうねって言ってくれてうれしい反面、彼はもう結婚してしまったから、会っても悲しくなるだけじゃない?ってのもあって。まあきっと彼はわたしのことなんか手のかかる生徒ですよねって話なんですけど。周りの友達にも会うから惹かれるんだしもうやめなさいって言われてたし。それで前回東京行ったときは連絡しなかったんですよね。もうこれから会うことはないんだ~って悲しかったけど、もういいや!既婚者なんて!って。笑

でも、3月入ってすぐくらいに彼から連絡が。『東京来るんじゃなかったの?』…もちろん彼が生徒に会いたいだけなのはわかってる、それでもこっちはそんなこと言われたらうれしくないわけもないし、会いたくなるじゃん。『ごめん、この前予定つまり過ぎて連絡できなかった、3月行きます。』『そっか!忘れらてたのかと思ってさみしかった!笑 次は必ず会いましょう!』…ということで昨日があったんです。

 

ここまで長いですね、オナニーブログなんで許してください。

 

もうここからは昨日言われたことをばばばと書きます。

 

僕は生徒にすごいメンタル的なところまで肩入れしてしまってた。やりたいことがある、でも周りからしたら無謀と思われること。でもそんなことはやってみないとわからないんだからもちろん目指すべきだと思ってるし、それより安全圏を目指すような人生は楽しくないと思う。死ぬときにこんな人生だったんだ!って言える人生にしたい。でもはたしてそれを生徒に直接言葉にしたことはなくても、接しているうちにきっと影響してるわけでそれが彼らにとって正解だったのか。

医学部やめて留学行くって聞いたとき、素直にすごいなとおもったし、うれしかった。完全に異なるフィールドでやろうって決めたことももちろん、ここで不完全燃焼だと思ってほかのしんどい道に行って高みを目指したいって聞いてすごく嬉しかった。その中にはきっとまだ医学部に未練があるとも思う。何年間も頑張ってきたこと、あと少しだってところまできたことを振り払うっていうのはすごいエネルギーがいるわけで。しかも目指していたものがものだけに、ほかのものがとてもチープに感じてしまうことも、プライドもあるでしょ。でも、医学部行けなかった行かなかったことを恥じる必要はない、けどまったく後悔しないでいいわけでもない。もちろん後悔しろっていうことではなくて、その道があったんだとは一生思うんだけど、その道に行かなかったからこそ今の自分がいて、そこでわたしはやってやるって思うことが大事だよ。

僕は知ってのとおり経歴だけみるとなんにも失敗してないから、正直違う方向に進むときに気持ちとか失敗したときの気持ちに完全に共感することはできない。でもその人を理解して一緒に考えることはできると思ってる。ましてやこんなに手をかけた生徒のことはわからりませんなんか言えないし言いたくない。

なんか並べてみると案外普通なことなんだけど、わたしがあえて話さなかった(医学部に再受験したくなった時のこと考えたら生物系にいくべきか、海外の医学部めざすべきかとか)のに、全部見透かされてなのか1歩先に回って話されて何回も何回も泣きそうになった。

それに、わたしの思想価値観が思いのほか彼の影響を受けていることを知って驚いた。なんでこんな風に考えるようになったんだろうって自分の中でも不明確のことがあって、人になかなか説明できないな~って思っていたところが昨日やっと埋まった、彼だった。すごく嬉しかった。

会うって決まってから本当に複雑な感情でいっぱいで、頻繁に夢にでてくるし、夢の中でも彼に嫌われたくないの!って行動するからすごく疲れるし、会ったらまず結婚してるんだなって実感させられるだろうし、留学いくこと認めてもらえなかったらどうしようとも思ってたし。でも、昨日会って話して、褒めてもらえて認めてもらえたら、とてもすっきりして、私が認めてもらいたい人はこの人なんだって確認した。本当にかっこいい。尊敬でいっぱい。もちろんわたしからしてみたら彼は先生であり、男の人なのでとても好きだし、本当はちゅーしたいし腕くみたいしもっともっといっぱい会って話したい。でもそれはできないのも知ってるから、今のこのかわいがってもらえてる生徒として精一杯彼の人生に入り込もうと思う。

そしていつか彼に好きでした、でもわたしももう人のものよ!いいでしょ!って言いたい。(一瞬彼に子供ができたときを想像して泣きそうになってるのはまた別のお話)

 

相変わらずまとまりのない話ですみませんでした。

ちなみにおととい宅飲みした人とは、sexしたい気はしたけど友達とsexした後味の悪さをお互い知ってるので、「大事すぎて手出せない、ほかの女なら今もう押し倒してる」を連呼されながらちゅーだけして帰ってきました。

 

それでは今日も飲み会にいってきます